銀河鉄道の彼方に
無職の時に新聞の広告で発売を知って、
発売したばかりでまだ図書館にないだろう、でもすぐに読みたい。
あーでも、無職だから金がないぞ!と家中の図書カード集めて買いに行った。
あれから3年か、また無職リーチなのですが。
(いっそのことそろそろ自由業にでもなる?)
タイトルから宮沢賢治の銀河鉄道の夜をモチーフにと言いたいところですが、
銀河鉄道に乗って彼方を目指す話ではないです。
でも読み終われば絶対、思え遠くまできたなここが彼方かと思えるはずです。
出てくる人物たちの生と死を延々と繰り返し、
結局たどり着くのはまた駅のホームだったり、
それならまだよくてあまのがわのまっくろなあなかもしれない。
作者の他の著書「さよならクリストファー・ロビン」と
「ミヤザワケンジ・グレーテストヒッツ」とリンクする箇所が多いので、
そちらを先に読んでおくといいかもしれません。