死者の花嫁 葬送と追想の列島史
ワーズワースの冒険「第22話「消えた少女人形の謎~カタン・ドールの世界~」回で、
東北の冥婚の話があってずっと冥婚が気になっていたので読みました。
ワーズワースの冒険で紹介されていた寺は、花嫁人形をお供えところなんですが、
最近知ったんですけど、山形あたりに故人と花嫁を描いた絵馬をお供えするところも
あるようですね。
まぁ冥婚の話はすぐ終わっちゃうんですけど、
死者を思う生きている人々の思いがMAXなのが冥婚で、
墓参りは近年できた風習で、昔はあまり墓は重要ではなかったという話が
占めています。
遺体の行方よりも魂の行方が大切みたいな。
ある程度、時がすぎると個人の名を完全に失い先祖とひとくくりにされる
という考え方いいなと思いました。
墓じまいというのはどうかと思うけど、年に1度は墓に参るのが先祖供養みたいな
考え方は変わればいいのになと思います。
父母両方の祖父母まで含めると今後参る墓が最大4つになって、
これに今後今のところ予定はないけど、嫁入りした墓ができてしまうと
5つになってしまう。
どうしたらいいんだ。