奪われた記憶―記憶と忘却への旅
電気ショック療法のせいで記憶障害が起きて、
記憶というものに興味を持ったので、いろんな人に話を聞きに行ったぞ!という本。
なんで、電気ショック療法なんかしたのさっていうと鬱病治療で、
完全に記憶が失われる直前、霊媒師のところにいって、
母親の霊を呼んでお別れをした、ん?みたいなことも書いてあるけど、
そこはなかったことにしよう。
15年ほどなにをしてたのかまったくわかないけど、
いつの日か記憶がもとに戻るだろう。という希望に満ちた終わり方は、
忘れてもなんかなるんじゃないかって思える。
むしろ、覚えていたほうがいいものの方が少ないのではないか。
奪われた記憶―記憶と忘却への旅 | ジョナサン コット, Jonathan Cott, 鈴木 晶 | 本 | Amazon.co.jp